こども相談室に電話してみた
子どもにブチ切れたあの日からずっと気持ちが晴れなかった、夜寝る前に考えただけで涙が溢れてきていた。
今朝も子供を叱って泣かせてしまって
「もうダメだ、限界だ。誰かに助けを求めよう。勇気をもって一歩踏み出そう…!」
前から目星をつけていた“こども相談室”のHPを見る。
こどもの悩みを臨床心理士の方に相談できるらしい、私の場合、子供の悩みじゃなくて私自身の悩みだけど、大丈夫かな。。。
他にもいくつか電話相談をしている団体があるのを知る。
エンゼル110番、寄り添いホットライン、虐待相談、、、
どこに電話したらいいのかわからないけど、でもとりあえず臨床心理士の方に話を聞いてもらえたら何か変わるかもしれない(過去に区の育児相談で臨床心理士さんに話をして、だいぶ心が楽になったのを思い出した)
下の子が一緒にいるけど、もう今日のタイミングを逃したらダメだ。。
こども相談室に電話をかける。
…通話中
試しにエンゼル110番にもかけてみる。
…通話中
あぁ、ダメだ。。。
勇気を出したのにダメだった。
もう今日は諦めようかな、、
下の子も眠そうにしているし、一緒にお昼寝をして、私もふて寝しよう。
添い寝をしながらまた涙が出てきた。
あぁやっぱり限界だ。
下の子がすぐ寝てくれたので、もう一度かけてみる。
「はい、こども相談室です」
私「あ、あの初めてお電話するんですけど、こちらで子供の相談ができると聞いたのですが」
「はい」
落ち着いた、穏やかな女の人の声だった。
私「あの、子供というか私の悩みでもあるんですけど、えっとなんていうか」
「はい」
真摯に私の話を聞こうとしてくれている姿勢と、話を聞いてもらえるんだという安心感で、もう涙がとまらず、何も言葉が出てこない。
「………」
ずっと待ってくれている相手に、何か話さなきゃ、でも何から話せばいいんだろう、こんなに涙が止まらないのに、、私こんなに苦しかったんだ、辛かったんだ。。。
とりあえず、今の状況を伝えてみた。
幼稚園から帰ってきて、疲れてるのにお昼寝しなくて、それで夕方に機嫌が悪くなって、私も余裕がなくて怒鳴ってしまう毎日が3週間くらいずっと続いていてもうつらい的な内容だったと思う。
泣きながらだから、なんて言ってるのかわからなかったらしく何度も聞かれた。
泣くのが落ち着いて、相手に私の話を繰り返されると、何それ??みたいなことを相談している自分に気が付いた。
相手の方も、困りながらも一生懸命その原因や解決策を探してくれている感じが伝わる。
“あぁ、ここじゃないんだ、そーゆー事が聞きたかったんじゃない”
私「すみません、ちょっとそんな感じでやってみます、ありがとうございました」
電話を切る。
泣きまくって落ち着いた。
分かった、私が相談したい事。
今なら言える、素直に、全部。
勢いでエンゼル110番に電話をかける
続く