弱さ
嫌いにならないで欲しいって言葉を伝えられたら、どんなに楽だったのだろうと思った。
いつのまにか本当の気持ちを誰にもいえなくなっていた。
嫌われたくない、見捨てられたくない、そんな恐怖がいつもあって、その頭の中の恐怖に負けていた。
言葉は嘘をつける、本当に言いたい事はいうのに勇気がいる。
私はいつもずるくて、いくじなしで、自分が人に愛されることばっかり考えていて、なんとか言葉を使って愛をもらおうとしていた。
罪悪感を持たせて正当化するのが本当に上手くなってしまった。
嫌な大人。
でもこれが私の生きる術だったのだ。
かっこ悪い、横道にされた生き方。
でも
大丈夫、私はちゃんと愛されている。
それに気づいたのなら、今度は私が心を開く番。
貰った愛を与える番。
今までのご先祖様からの愛と光を、
私の愛を乗せてもっと大きくして与えていく番。
私を通して与えていくだけ。
愛する能力と信じる能力は、私の中できっとどんどん育まれていくはず
全てをさらけ出さないと、愛を育むことはできない。
自分の裏も表も知って、どうやって自分を表現していくか、それを考えていく事が愛を育む事につながるのかも知れない。